適応障害とパワハラ

適応障害とは社会的環境で生じるストレス・パワハラと、それを受け止める個人の対応力がバランスを崩して起こる精神疾患です。
また職場の環境的には、配置転換や転勤などで新しい環境に馴染めずストレスを感じたり、リストラなどへの雇用不安や定年後、老後などの不安なども挙げられます。
つまりは、人間関係や仕事内容、仕事量や会社の将来性などがパワハラとなっているようです。
平成14年度に厚生労働省で行った「労働者健康状況調査」から、このような原因が職場でのパワハラによるストレスの上位を占めることはもわかります。
また昇給や昇進などは一般的にみると喜ばれる事ではあるのですが、実際には本来ならば喜ばしい事がきっかけとなり適応障害になる人もいるのです。
また昇進すると部下も増えたり変わったりする事になり、部下と人間関係などの悩みが増えストレスになってしまうのです。